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mouse_event

Declare Sub Api_mouse_event Lib "user32" Alias "mouse_event" (ByVal dwFlags&, ByVal dx&, ByVal dy&, ByVal cButtons&, ByVal dwExtraInfo&)

Declare Sub mouse_event Lib "user32" Alias "mouse_event" (ByVal dwFlags As Long, ByVal dx As Long, ByVal dy As Long, ByVal cButtons As Long, ByVal dwExtraInfo As Long)

マウスの移動やマウスボタンのクリックを合成する。

Windows NT/2000:この関数は、SendInput 関数にとって代わられた。SendInput 関数を使う。

パラメータ
dwFlags
    マウスの移動とマウスボタンのクリックのさまざまな動作を指定する。
    次のフラグのうち、意味のある組み合わせを指定する。

    値                                                   

意味                                                                                                                      

    MOUSEEVENTF_ABSOLUTE

 

 

 

 

dx と dy の各パラメータは、正規化された絶対座標を意味する。

このフラグを指定しなかった場合、これらのパラメータは相対データ、つまり最後に報告された位置か

らの変化量を意味する(dx と dy は微分の記号ではなく、差分;differential、つまり変化量を意味する)。

マウスや他のどのポインティングデバイスがシステムに接続されている場合でも、このフラグを指定することも、指定しないこともできる。

    MOUSEEVENTF_MOVE

マウスが移動したことを示す。

    MOUSEEVENTF_LEFTDOWN

左ボタンが押されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_LEFTUP

左ボタンが離されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_RIGHTDOWN

右ボタンが押されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_RIGHTUP

右ボタンが離されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_MIDDLEDOWN

中央ボタンが押されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_MIDDLEUP

中央ボタンが離されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_WHEEL

 

Windows NT/2000:マウスにホイールが実装されている場合、そのホイールが回転したことを示

す。移動量は、dwData パラメータで指定する。

    MOUSEEVENTF_XDOWN

Windows 2000:X ボタンが押されたことを示す。

    MOUSEEVENTF_XUP

Windows 2000:X ボタンが離されたことを示す。

    マウスボタンの状態を示すフラグは、ボタンの状態が変化したことを示すものであり、その状態が続いていることを示すものではない。

    たとえば、ユーザーが実際に左ボタンを押してそのまま押し続けている状況を想定すると、左ボタンを押した時点で

    MOUSEEVENTF_LEFTDOWN がセットされるが、それ以降にマウスを移動してもこの値はセットされない。

    同様に、ボタンを最初に離したときにのみ、MOUSEEVENTF_LEFTUP がセットされる。
    注意 dwFlags パラメータで MOUSEEVENTF_WHEEL を指定した場合、それに加えて MOUSEEVENTF_XDOWN または

    MOUSEEVENTF_XUP を指定することはできない。これらの各値は、mouseData フィールドを使う必要があり、共存できないからである。
dx
    dwFlags パラメータで MOUSEEVENTF_ABSOLUTE フラグを指定した場合、x 軸でのマウスの絶対座標を指定する。

    それ以外の場合は、直前のマウスイベントが発生した後の移動量を指定する。

    絶対座標を使う場合、マウスの実際の x 座標を指定する。相対データは、移動量のミッキー数で指定する。

    「ミッキー」とは、記録可能なマウスの最小の移動量のことであるが、単位は機種や設定によって異なり、1 ピクセルを 1 ミッキーとする

    OS や、1/100 インチ(0.25mm)を 1 ミッキーとする OS、またユーザーがピクセルとミッキーの比率を任意に設定できるアプリケーションもあ

    る。ほかに、ユーザーがコントロールパネルの[マウス]でカーソル(マウスカーソル)の速度を指定する方法も、比率を変更することに相

    当する。
dy
    dwFlags パラメータで MOUSEEVENTF_ABSOLUTE フラグを指定した場合、y 軸でのマウスの絶対座標を指定する。

    それ以外の場合、直前のマウスイベントが発生した後の移動量を指定する。絶対座標を使う場合、マウスの実際の x 座標を指定する。 

    相対データは、移動量のミッキー数で指定する。
dwData
    dwFlags パラメータで MOUSEEVENTF_WHEEL フラグを指定した場合、ホイールの移動量を指定する。

    正の値はホイールが前方(ユーザーから離れた方向)へ、負の値はホイールが後方(ユーザーの方向)へ回転したことを示す。

    1 回のホイールクリックは、WHEEL_DELTA として定義されていて、この値は 120 である。
    Windows 2000:dwFlags パラメータで MOUSEEVENTF_XDOWN または MOUSEEVENTF_XUP フラグを指定した場合 , dwData パ

    ラメータでどの X ボタンが押されたか離されたかを指定する。次のフラグの任意の組み合わせを指定する。

    値                       

意味                                                               

    XBUTTON1

最初の X ボタンが押されたか離されたことを示す。

    XBUTTON2

2 番目の X ボタンが押されたか離されたことを示す。

    dwFlags パラメータで MOUSEEVENTF_WHEEL、MOUSEEVENTF_XDOWN、MOUSEEVENTF_XUP のどのフラグも指定していな

    い場合は、dwData パラメータで 0 を指定する。
dwExtraInfo
    マウスイベントに関連付けられた 32 ビットの追加情報を指定する。アプリケーションは、GetMessageExtraInfo 関数を呼び出すと、この値を

    取得でる。
 

戻り値
    戻り値はなし。