パラメータ
hdc
コントロールの描画に使いたいデバイスコンテキストのハンドルを指定する。
lprc
長方形の論理座標を保持する 1 個の RECT 構造体へのポインタを指定する。
uType
フレームコントロールのタイプを指定する。次の値のいずれかを指定する。
値
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意味
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DFC_BUTTON |
ボタンコントロールを描画。 |
DFC_CAPTION |
タイトルバーを描画。 |
DCF_MENU |
メニューを描画。
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DFC_POPUPMENU |
Windows
98/Windows 2000:ポップアップメニューの項目を描画。 |
DFC_SCROLL |
スクロールバーを描画。 |
uState
フレームコントロールの初期状態を指定する。
uType パラメータが DFC_BUTTON の場合、uState パラメータに次のいずれかの値を指定する。
値
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意味
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DFCS_BUTTON3STATE |
3 ステートボタン(オン、グレイ表示、オフ) |
DFCS_BUTTONCHECK |
チェックボックス |
DFCS_BUTTONPUSH |
プッシュボタン |
DFCS_BUTTONRADIO |
オプションボタン |
DFCS_BUTTONRADIOIMAGE |
オプションボタンのイメージ(正方形とは異なるイメージ) |
DFCS_BUTTONRADIOMASK |
オプションボタンのマスク(正方形とは異なるマスク) |
uType パラメータが DFC_CAPTION の場合、uState パラメータに次の値のいずれかを指定する。
値
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意味
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DFCS_CAPTIONCLOSE |
[閉じる]ボタン |
DFCS_CAPTIONHELP |
ヘルプ(?)ボタン
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DFCS_CAPTIONMAX |
[最大化]ボタン |
DFCS_CAPTIONMIN |
[最小化]ボタン |
DFCS_CAPTIONRESTORE |
[元のサイズに戻す]ボタン
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uType パラメータが DFC_MENU の場合、uState パラメータに次の値のいずれかを指定する。
値
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意味
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DFCS_MENUARROW |
サブメニューの存在を示す矢印。
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DFCS_MENUARROWRIGHT |
サブメニューの存在を示す左向きの矢印。アラビア語やヘブライ語など、右から左へ向かって文字を表 |
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示する言語で、右から左へ向かって階層メニューを表示するために使う。 |
DFCS_MENUBULLET |
黒丸。 |
DFCS_MENUCHECK |
チェックマーク。 |
uType パラメータが DFC_SCROLL の場合、uState パラメータに次の値のいずれかを指定する。
値
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意味
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DFCS_SCROLLCOMBOBOX |
コンボボックスのスクロールバー。
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DFCS_SCROLLDOWN |
スクロールバーの下向き矢印。 |
DFCS_SCROLLLEFT |
スクロールバーの左向き矢印。 |
DFCS_SCROLLRIGHT |
スクロールバーの右向き矢印。 |
DFCS_SCROLLSIZEGRIP |
ウィンドウの右下隅にあるサイズ変更グリップ。 |
DFCS_SCROLLSIZEGRIPRIGHT |
ウィンドウの左下隅にあるサイズ変更グリップ。 |
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アラビア語やヘブライ語など、右から左へ向かって文字を表示する言語で使う。 |
DFCS_SCROLLUP |
スクロールバーの上向き矢印。 |
プッシュボタンの境界を調節するために、次のスタイルを指定る。
値
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意味
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DFCS_ADJUSTRECT |
境界を調節してプッシュボタンの周囲の辺を除外する。 |
さらに、コントロールの状態を設定するために、次の値の 1 つまたは複数を指定することもできる。
値
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意味
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DFCS_CHECKED |
チェックされているボタンを描画。 |
DFCS_FLAT |
(凸凹の表現のない)平らなデザインのボタンを描画。 |
DFCS_HOT |
Windows 98/Windows
2000:ボタンをホットトラッキング表示す(マウスやキーボードの操作に応じて、ボタン |
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を変化させる)。 |
DFCS_INACTIVE |
無効な(淡色表示の)ボタンを描画。 |
DFCS_MONO |
モノクロームの境界を持つボタンを描画。 |
DFCS_PUSHED |
押された状態のボタンを描画。 |
DFCS_TRANSPARENT |
Windows 98/Windows
2000:背景をそのままにする(透過表現)。 |
戻り値
関数が成功すると、0 以外の値が返る。
関数が失敗すると、0 が返る。
Windows NT/2000:拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。 |