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CallNextHookEx

Declare Function Api_CallNextHookEx& Lib "user32" Alias "CallNextHookEx" (ByVal hhk&, ByVal nCode&, ByVal wParam&, lParam As Any)

Declare Function CallNextHookEx Lib "user32" Alias "CallNextHookEx" (ByVal hhk As Long, ByVal nCode As Long, ByVal wParam As Long, lParam As Any) As Long

現在のフックチェーン内の次のフックプロシージャに、フック情報を渡す。フックプロシージャは、フック情報を処理する前でも、フック情報を処理した後でも、この関数を呼び出せる。

パラメータ
hhk
    現在のフックのハンドルを指定する。アプリケーションは、SetWindowsHookEx 関数を呼び出した際に取得したハンドルを指定する。
nCode
    現在のフックプロシージャに渡されたフックコードを指定する。次のフックプロシージャはこのフックコードを使って、フック情報の処理方法を決

    定する。
wParam
    現在のフックプロシージャに渡された wParam 値を指定する。このパラメータの意味は、現在のフックチェーンに関連付けられているフックタイ

    プに依存する。
lParam
    現在のフックプロシージャに渡された lParam 値を指定する。このパラメータの意味は、現在のフックチェーンに関連付けられているフックタイ

    プに依存する。

戻り値
    フックチェーン内の次のフックプロシージャの戻り値が返る。現在のフックプロシージャは、この値をそのまま戻り値として返さなければならな

    い。この値の意味は、フックの種類に依存する。

解説
    各フックプロシージャは、特定のフックタイプに関連するフックチェーンの中にインストールされる。CallNextHookEx 関数は、フックチェーン内

    の次のフックプロシージャを呼び出す。
    CallNextHookEx 関数を呼び出すかどうかは自由であるが、呼び出すことを強く推奨する。呼び出さない場合、フックをインストールしたほか

    のアプリケーションがフックの通知を受け取れず、誤動作する可能性がある。このような通知をほかのアプリケーションに絶対に知らせたくな

    いと考える非常に強い理由がある場合を除き、通常は CallNextHookEx 関数を呼び出すべきである。