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BroadcastSystemMessage

Declare Function Api_BroadcastSystemMessage& Lib "user32" Alias "BroadcastSystemMessage" (ByVal dwFlags&, lpdwRecipients&, ByVal uiMessage&, ByVal wParam&, ByVal lParam&)

Declare Function BroadcastSystemMessage Lib "user32" Alias "BroadcastSystemMessage" (ByVal dwFlags As Long, lpdwRecipients As Long, ByVal uiMessage As Long, ByVal wParam As Long, ByVal lParam As Long) As Long

指定した受信者にメッセージを送信する。受信者として、アプリケーション、インストール可能なドライバ、ネットワークドライバ、システムレベルのデバイスドライバのいずれか、またはこれらのシステムコンポーネントを自由に組み合わせて指定することができる。

パラメータ
dwFlags
    オプションフラグである。次のフラグを組み合わせて指定する。

    フラグ                                            

意味                                                                                                                

    BSF_ALLOWSFW

Windows 2000: 受信者がメッセージの処理中に前景ウィンドウを設定できるようにする。

    BSF_FLUSHDISK

各受信者がメッセージを処理した後にディスクをフラッシュする。

    BSF_FORCEIFHUNG

タイムアウトになるか、受信者の 1 つがハングしても、メッセージのブロードキャストを続ける。

    BSF_IGNORECURRENTTASK

 

現在のタスクに属するウィンドウにメッセージを送信しない。こうして、自分のメッセージを受信することがないようにする。

    BSF_NOHANG

 

ハングしたアプリケーションを強制的にタイムアウトにする。受信者の 1 つがタイムアウトになったときはメッセージのブロードキャストを続けない。

    BSF_NOTIMEOUTIFNOTHUNG

受信者がハングしないかぎり、メッセージへの応答を待機する。タイムアウトにはならない。

    BSF_POSTMESSAGE

メッセージをポストする。BSF_QUERY と同時にセットしないこと。

    BSF_QUERY

 

メッセージを受信者の 1 つに送信し、その受信者が TRUE を返した場合は次の受信者にメッセージを送信する。

lpdwRecipients
    メッセージの受信者に関する情報が入った(情報を受け取る)変数へのポインタを指定する。この変数は、次の定数を組み合わせた値に

    設定しておく。

    定数                                             

意味                                                                                                              

    BSM_ALLCOMPONENTS

すべてのシステム構成要素にブロードキャストする。

    BSM_ALLDESKTOPS

 

Windows NT/2000: すべてのテスクトップにブロードキャストする。SE_TCB_NAME 権が必要である。

    BSM_APPLICATIONS

アプリケーションにブロードキャストする。

    BSM_INSTALLABLEDRIVERS

Windows 95/98: インストール可能なドライバにブロードキャストする。

    BSM_NETDRIVER

Windows 95/98: ネットワークドライバにブロードキャストする。

    BSM_VXDS

Windows 95/98: システムレベルのすべてのデバイスドライバにブロードキャストする。

    関数から制御が戻るとき、この変数は上の定数を組み合わせた値に設定され、メッセージを実際に受信した受信者を示す。
    このパラメータに NULL を指定すると、関数はすべての構成要素にブロードキャストする。

uiMessage
    送信するメッセージを指定する。
wParam
    追加のメッセージ固有情報を指定する。
lParam
    追加のメッセージ固有情報を指定する。

戻り値
    関数が成功すると、正の値が返る。
    メッセージをブロードキャストできないときは、-1 が返る。
    dwFlags パラメータに BSF_QUERY を指定し、対応するメッセージに対して少なくとも 1 つの受信者が BROADCAST_QUERY_DENY を

    返したときは、0 が返る。拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。

解説
    BSF_QUERY をセットしないと、この関数は各受信者が返すメッセージを無視し、すべての受信者にメッセージを送信する。