<Return[S]><Top>

SetWorldTransform

Declare Function Api_SetWorldTransform& Lib "gdi32" Alias "SetWorldTransform" (ByVal hDC&, lpXform As XFORM)

Declare Function SetWorldTransform Lib "gdi32" Alias "SetWorldTransform" (ByVal hdc As Long, lpXform As XFORM) As Long

指定されたデバイスコンテキストに対する、ワールド空間からページ空間への二次元の一次変換を設定する。この変換は、グラフィックス出力のスケール、回転、傾斜、平行移動などに使える。

パラメータ
hdc
    デバイスコンテキストのハンドルを指定する。
lpXform
    変換データが入る XFORM 構造体へのポインタを指定する。

戻り値
    関数が成功すると、0 以外が返る。
    関数が失敗すると、0 が返る。拡張エラー情報を取得するには、 関数を使う。

解説
    ワールド空間の座標を (x、y) とすると、変換されたページ空間の座標 (x'、y') は、次の式で調べられます。
    x' = x * eM11 + y * eM21 + eDx
    y' = x * eM12 + y * eM22 + eDy
    マッピングモード(現在のウィンドウとビューポートの範囲と原点で定義する)は、単位とスケールの定義に使う。
    ワールド変換は、通常、装置に依存しない状態で論理イメージのスケールや回転を行うために使う。
    既定のワールド変換は、オフセットが 0 の単位行列である。
    あらかじめ SetGraphicsMode 関数を呼び出して、指定したデバイスコンテキストのグラフィックスモードを GM_ADVANCED に設定しておか

    なければ、SetWorldTransform 関数は失敗する。同様に、SetWorldTransform 関数または ModifyWorldTransform 関数を呼び出し

    て、あらかじめワールド変換を既定の単位行列を使った変換にリセットしておかなかければ、デバイスコンテキストのグラフィックスモードを既定

    の GM_COMPATIBLE モードにリセットすることはできない。