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LoadCursor

Declare Function Api_LoadCursor& Lib "user32" Alias "LoadCursorA" (ByVal hInstance&, ByVal lpCursorName$)

Declare Function LoadCursor Lib "user32" Alias "LoadCursorA" (ByVal hInstance As Long, ByVal lpCursorName As String) As Long

アプリケーションインスタンスに関連付けられた実行可能(.EXE)ファイルから、指定されたマウスカーソル( マウスポインタ)のリソースをロードする。
この関数は、LoadImage 関数に取って代わられている。

パラメータ
hInstance
    [入力]モジュールインスタンスのハンドルを指定する。

    このモジュールの実行可能ファイルは、ロードしたいマウスカーソルのリソースを保持している。
lpCursorName
    [入力]ロードしたいマウスカーソルのリソース名を保持する、NULL で終わる文字列へのポインタを指定する。

    代わりに、上位ワード(high-order word)に 0 を、下位ワード(low-order word)にマウスカーソルリソースの識別子を指定することもでき

    る。この値を作成するには、MAKEINTRESOURCE マクロを使う。
    Win32R API 環境であらかじめ定義しているマウスカーソルを使うには、hInstance パラメータに NULL を、lpCursorName パラメータに次

    の値のいずれかを指定する。

    値                                 

意味                                                                                                                                        

    IDC_APPSTARTING

標準の矢印カーソルと小さい砂時計カーソル

    IDC_ARROW

標準の矢印カーソル

    IDC_CROSS

十字カーソル

    IDC_HAND

Windows 2000:ハンドカーソル

    IDC_HELP

矢印と疑問符

    IDC_IBEAM

アイビーム( 縦線)カーソル

    IDC_ICON

バージョンが 4.0 以降(Windows NT 4.0 以降)とマークされたアプリケーションでは使われていない。

    IDC_NO

禁止カーソル( 円に左上から右下への斜線)

    IDC_SIZE

 

バージョンが 4.0 以降(Windows NT 4.0 以降)とマークされたアプリケーションでは使われていない。

代わりに IDC_SIZEALL を使う。

    IDC_SIZEALL

4 方向の矢印カーソル

    IDC_SIZENESW

右上と左下を指す両方向矢印カーソル

    IDC_SIZENS

上下を指す両方向矢印カーソル

    IDC_SIZENWSE

左上と右下を指す両方向矢印カーソル

    IDC_SIZEWE

左右を指す両方向矢印カーソル

    IDC_UPARROW

上を指す垂直の矢印カーソル

    IDC_WAIT

砂時計カーソル


戻り値
    関数が成功すると、新しくロードされたマウスカーソルのハンドルが返る。
    関数が失敗すると、NULL が返る。拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。

解説
    この関数は、マウスカーソルのリソースがまだロードされていない場合にだけ、リソースをロードする。既にロードされている場合は、既存のリ 

    ソースのハンドルを返す。

    また、lpCursorName パラメータが有効なマウスカーソルリソースへのポインタである場合にのみ、有効なマウスカーソルのハンドルを返す。

    lpCursorName パラメータがマウスカーソル以外( たとえば、アイコンなど)のリソースタイプへのポインタである場合、このパラメータは有効

    なマウスカーソルハンドルではないが、NULL は返らない。