<Return[G]><Top>

GetSystemTimeAdjustment

Declare Function Api_GetSystemTimeAdjustment& Lib "kernel32" Alias "GetSystemTimeAdjustment" (lpTimeAdjustment&, lpTimeIncrement&, lpTimeAdjustmentDisabled%)

Declare Function GetSystemTimeAdjustment Lib "kernel32" Alias "GetSystemTimeAdjustment" (lpTimeAdjustment As Long, lpTimeIncrement As Long, lpTimeAdjustmentDisabled As Boolean) As Long

現在のシステム日付とシステム時刻を取得する。取得する情報は、世界協定時刻(UTC)形式である。 システムの時刻時計に対し、クロック割り込みごとの定期的な時刻調整が行われているかどうかを調べ、調整値と調整間隔を取得する。調整間隔は、クロック割り込みの間隔と同じになる

パラメータ
lpTimeAdjustment

    DWORD 型変数へのポインタを指定する。この変数には、定期的な時刻調整のたびに時刻時計に加算される数が 100 ナノ秒単位で格納

    される。
lpTimeIncrement
    DWORD 型変数へのポインタを指定する。この変数には、定期的な時刻調整が行われている間隔が 100 ナノ秒単位で格納される。この

    間隔は、システムのクロック割り込みの間隔である。
lpTimeAdjustmentDisabled
    BOOL 型変数へのポインタを指定する。この変数には、定期的な時刻調整が行われているかどうかを示す値が設定される。
    TRUE に設定されたときは、定期的な時刻調整が無効になっている。クロック割り込みのたびに、クロック割り込みの間隔が時刻時計に加

    算されるだけである。ただし、他の方法によって時刻時計の調整が行われていることもある。他の方法で調整が行われると、時刻時計が

    大幅に進む。
    FALSE に設定されたときは、定期的な時刻調整によって時刻時計の調整が行われている。クロック割り込みのたびに、

    SetSystemTimeAdjustment 関数の dwTimeIncrement パラメータで指定された時間が時刻クロックに加算される。システムが時刻調整

    方式に干渉したり、他の方法を使って独自に時計を合わせることはない。

戻り値
    関数が成功すると、0 以外の値が返る。
    関数が失敗すると、0 が返る。拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。

解説
    GetSystemTimeAdjustment 関数と SetSystemTimeAdjustment 関数は、GetSystemTime 関数と GetLocalTime 関数によって報告さ

    れた時刻時計を、クロック割り込みごとに行われる定期的な時刻調整を使って別の時刻に合わせるアルゴリズムをサポートする。
    定期的な時刻調整が有効な場合、クロック割り込みのたびに時刻時計に調整値が加算される。GetSystemTimeAdjustment 関数では、

    定期的な時刻調整が有効かどうか調べ、有効なときは調整値と調整間隔を取得できる。SetSystemTimeAdjustment 関数では、定期

    的な時刻調整を有効または無効にし、調整値を設定できる。