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EndPage

Declare Function Api_EndPage& Lib "gdi32" Alias "EndPage" (ByVal hDC&)

Declare Function EndPage Lib "gdi32" (ByVal hdc As Long) As Long

1 ページ分の書き込みが終了したことをデバイスに通知する。通常、新しいページに進むようデバイスドライバに指示するときに使う。この関数は、NEWFRAME プリンタエスケープに取って代わる。

パラメータ
hdc
    希望の印刷ジョブに関連するデバイスコンテキストのハンドルを指定する。
 

戻り値
    関数が成功すると、0 よりも大きな値が返る。
    関数が失敗すると、0 以下の値が返る。
    Windows NT2000:拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。

解説
    必要に応じて、EndPage 関数を呼び出した後に ResetDC 関数を呼び出して、デバイスモードを変更できる。

    ResetDC を呼び出すと、デバイスコンテキストのすべての属性が既定値へ戻る点に注意すること。
    ・Windows 3.x:EndPage は、デバイスコンテキストの属性をリセットして、既定値へ戻す。

      開発者は、次のページを印刷する前にオブジェクトを選択し直し、マッピングモードをもう一度設定しなければならない。
    ・Windows 95:EndPage 関数は、デバイスコンテキストの属性をリセットしない。

      しかし、次の StartPage 関数の呼び出し時に、属性はリセットされて既定値へ戻る。

      このとき、開発者は、次のページの印刷を始める前にオブジェクトを選択し直し、マッピングモードをもう一度設定しなければならない。
    ・Windows NT/2000:Windows NT 3.5 以降では、EndPage 関数も StartPage 関数も、デバイスコンテキストの属性をリセットしない。

      それ以降のページでも、デバイスコンテキストの属性はそのままの状態にとどまる。

      したがって、開発者はオブジェクトを選択し直したり、マッピングモードを再設定する必要はない。しかし、再選択や再設定を行うと、

      Windows 95/98 と Windows NT/2000 の両方で同じ結果を得ると共に、OS ごとのコードの違いを減らすことができる。