API 関数解説

SetTextAlign

Declare Function Api_SetTextAlign& Lib "gdi32" Alias "SetTextAlign" (ByVal hDC&, ByVal wFlags&)

Declare Function SetTextAlign Lib "gdi32" Alias "SetTextAlign" (ByVal hdc As Long, ByVal wFlags As Long) As Long

指定されたデバイスコンテキストのテキスト配置フラグを設定する。

パラメータ
hdc
デバイスコンテキストのハンドルを指定する。
fMode
次に示す値のマスクを使ってテキスト配置を指定する。

垂直方向の配置に関するフラグと水平方向の配置に関するフラグからは、それぞれ 1 つだけを指定することができる。

さらに、カレントポジションに関する 2 つのフラグのどちらかを指定することができる。

値	意味
TA_BASELINE	基準点とテキストのベースラインを揃える。
TA_BOTTOM	基準点と境界長方形の下端を揃える。
TA_TOP	基準点と境界長方形の上端を揃える。
TA_CENTER	基準点と境界長方形の水平方向の中心を揃える。
TA_LEFT	基準点と境界長方形の左端を揃える。
TA_RIGHT	基準点と境界長方形の右端を揃える。
TA_NOUPDATECP	テキスト出力関数が呼び出されても、カレントポジションを更新しない。テキスト出力関数は、指定された基準点を使う。
TA_RTLREADING	中東版 Windows：右から左への読み取り順序で配置する（既定はこの反対の左から右）。デバイスコンテキストでヘブライ語かアラビア語のフォントを選択しているときにのみ有効である。
TA_UPDATECP	テキスト出力関数が呼び出されるたびに、カレントポジションを更新する。カレントポジションが基準点として使用される。

現在のフォントが、漢字などのように垂直方向の既定ベースラインを持っている場合は、TA_BASELINE と TA_CENTER の代わりに次に

    示す値を指定しなければならない。

    値

意味

    VTA_BASELINE

基準点とテキストのベースラインを揃える。

    VTA_CENTER

基準点と境界長方形の垂直方向の中心を揃える。

    既定値では、TA_LEFT、TA_TOP、および TA_NOUPDATECP がセットされている。

戻り値
    関数が成功すると、以前のテキスト配置の設定値が返る。
    関数が失敗すると、GDI_ERROR が返る。
    Windows NT/2000：拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。